【島根県津和野町】シェアハウスに暮らす7人の若者たちが取り組む地域おこし(特集「地域おこし協力隊」)

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津和野町は、島根県西部にある、山々に囲まれた人口8500人の小さな町です。古くは津和野藩の城下町として栄え、当時の面影を残した町並みを見るため、毎年多くの観光客が訪れています。

一方、過疎ワースト1の島根県のなかでも、津和野町は最も過疎化が深刻な地域となっています。 近くには、大学がないため、18歳になるとほとんどの人が津和野町から出て行ってしまうとい現実。30年後には、人口が半減するといわれています。

今、そんな過疎の町に、様々な土地から集まった若者たちが地域おこしを始めています。彼らが取り組んでいるプログラムがこちらの「FoundingBase

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メンバーは一つのシェアハウスで暮らしています

「FoundingBase」とは、都会の若者である大学生・大学院生が地方自治体の「首長付」というポジションに就任し、町民と一緒になって町づくりを行うプログラムです。(「地域おこし協力隊」の制度を利用しています。)

大学を休学したり卒業したあとに集まったメンバーが、一つのシェアハウスで暮らしながら、「ワクワクする社会を、いまここから」をスローガンに、地域の情報を発信したり、様々なプロジェクトを仕掛けています。

メンバーの一人である金川 綾華さん(21歳)にお話をうかがいました。

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大学を休学し津和野のまちおこしに取り組む金川さん

◇「金川さんは大学を休学して、津和野に来ているのですね?」

はい。札幌にある天使大学の栄養学科に所属し、食に関する勉強をしています。これまでも「わさび日本酒」や規格外トマトを利用した「無添加トマトケチャップ」の開発を行った経験があります。

◇「FoundingBaseでは、どのような活動を行っているのですか?」

現在私は津和野町の農林課に所属しています。津和野の農業の現場でも、過疎化の影響は深刻で、高齢化や後継者不足が目に見える形で進行しています。私自身は今年の4月から「FoundingBase」に参加しましたので、今は津和野の農業者や研修生・農協・普及部の方々と話をしながら、「津和野が抱える課題」についてリサーチを進めています。今後は具体的に「農家の後継者対策のための仕組みづくり」や「農業研修生と農家が円滑な関係を築ける農業研修生の受け入れの仕組み作り」に取り組んでいきたいと考えています。

◇「FoundingBaseに参加されたきっかけについて教えていただけますか?」

簡単に言ってしまうと知人の紹介でした。元々食に関するプロジェクトを色々と行っていたのですが、ある日知人に紹介され、津和野を訪れてみたのですが、そこで地域おこしのために活動する人たちの輝きを見て「ぜひ私も津和野で活動したみたい!」と思うようになりました。私の食に関する知識や経験を活かすことができるのでは、と考えたのも理由の一つです。

◇「メンバーが一つのシェアハウスに暮らしながら地域おこしをするというのは面白いですね?」

私と同じように、大学を休学したり卒業したあと津和野に地域おこしに来ているメンバーが集まり、一つのシェアハウスに暮らしています。それぞれ専門分野が違ったり出身地が違うので、様々な知識や文化に触れることができ、それが様々なプロジェクトを立ち上げたり運営をする時に、良い効果を与えていると思います。

◇「最後に金川さんの今後の目標(夢)について教えていただけますか?」

実はまだ、これから津和野町に定住するということは決めていません。ですが、津和野町が今抱えている課題は、これから日本の農業が直面する課題だと思っています。今は、津和野の農家のためにできることを精いっぱいやりたいと思っていますが、将来的にはもっと幅広く「農家の社会的地位の向上」や「日本人が日本の作り手がつくったものをきちんと消費できる社会」をめざして活動していきたいと思っています。

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金川さんは「役場の人の私たちに対するサポートや応援の力が大きく、気持ちよく地域おこしに集中することができています。」とも語っていました。自治体側の積極性や受け入れ体制も、今後の地域おこしには不可欠な要素になるのでしょう。津和野の今後の展開が楽しみです。

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